2013年6月25日火曜日

陶芸「サラダボール」その3

今回は素焼から釉薬掛けまでです。

釉薬は焼き物の素地の表面に塗布して、
ガラス状の被膜をつくり、液体が漏れないようにするためです。
釉(ゆう)、うわくすり、くすりなどともいいます。

本講座での釉薬8種類で、光沢のない釉は”伊羅保釉の
1種類のみで、他は光沢があります。

もう少し、光沢のないマット釉の種類を増やしてくれたら、
しっとりとした感じの器ができると思うのですが・・・・?

素焼が終わったところ。

サンドペーパーで凹凸を削りなじませる。 
 底の接地部分にロウを塗る。

これは本焼きの時、掛けた釉薬が解けて
釜の床にくっつくのを防ぐため。
ロウを塗った部分は釉薬が付きません。

釉掛けが終わったところ。
後は、本焼きを待つだけ。

今回は、「サラダボール」ということで、
わら灰釉の漬け掛けにした。
(全体に白い光沢のある仕上りになる。)










完成した徳利。

これは失敗作です。
思っていた色が出ませんでした。残念(^^ゞ

全体を伊羅保釉(茶色の部分)に、
わら灰釉(白い部分)を口と胴部分に
流し掛けをした。

2013年6月9日日曜日

陶芸「サラダボール」その2

焼き物の土は全国各地で産出され、

個性もさまざまです。

陶芸教室ではクセがなく、

作りやすい志野土を使っています。

今日は、器の底を削る”高台作りです。


高台を削る前
















高台を削ったところ
















成形が完了した状態



室内で10日~2週間自然乾燥後、

素焼きをします。

素焼きは、教室の先生がまとめて

電気窯で焼成します。






”サラダボール”と平行して作っている

”徳利”です。

素焼きが終わったところ。












釉薬を掛けた状態

全体に伊羅保釉を掛け、縁と模様に

ワラ灰釉(黒い部分)を流し掛けしました。

釉薬は黒ですが、仕上がりは白です。

・・・・イメージしづらい。


本焼きすれば、完成。