2013年4月11日木曜日

「耐震・制震・免震」?

地震から建物の倒壊を防止するための工法として

耐震構造、制震構造、免震構造の3工法があります。

東日本大震災以降、耳にする機会も多くなりましたが、

この3工法について勉強したいと思います。



1.耐震構造

  一般的な工法で、建物の構造自体を堅固に建築

  することにより、強度を高め、地震の揺れに耐える

  よう建設する工法です。

  建物の揺れ自体を減少させるわけではないため、

  建物が損傷する場合があります。

  この工法は、建築基準法で義務付けられています。

2.制震構造

  地震時に発生する建物の揺れを吸収する装置を

  設置することにより、建物の揺れを軽減する工法です。

  地震による建物の揺れをある程度吸収するため、

  建物の損傷を抑えることができます。

3.免震構造

  地面と建物の間に専用の装置を設置することにより、

  地震の揺れを建物に伝わりにくくする工法です。

  地面と建物が切り離されているため、建物のダメージ

  も揺れも、大幅に減少します。



建物の揺れは1.⇒3.と小さくなりますが、建設コスト及び

ランニングコストは1.⇒3.と高くなります。

いずれにしても1981年以降の建物であれば、耐震構造

(震度6強に耐える)で建設されていると考えられます。





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